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浸透型排水ます・配管について

都市部に降る雨水の排水に対して工夫がされています。

都市部では都市機能を維持するためビル等の建物をコンクリートで建設し、道路をアスファルトで舗装しています。このような環境では水はけを良好にするため、雨水を効率よく排水できるよう各所に雨水用の排水管、排水ますが設けられています。しかしながら、ゲリラ豪雨のように短時間で大量の水が降り注いだ場合、雨水の量が排水設備の許容量を超えてしまい、漏水や氾濫が発生することがあります。

雨水は本来地面に滲み込み、地下水として緩やかに川や海に排出されるのですが、それをなるべく妨げないような設備として考案されたのが浸透型雨水ますや雨水配管です。配管やますには細かい穴が開いており、緩やかに水が地下へ滲みだしていくシンプルな構造となっています。地中に収める際には水が浸透しやすいように砕石等で枡や配管周りを埋めます。この工夫により、降り注いだ雨水は地面に均等に分割され、緩やかに河川へ排出されていきます。

また、浸透型雨水ますや雨水配管はゲリラ豪雨等以外にも、地盤沈下対策に有効です。
地盤沈下は主に地層内の水分が抜けることにより地層の体積が減少し、地面が下がってしまう現象で、一昔前は地震等の自然災害による地殻変動で見られる現象でした。しかし工業が発達して地下水等の地下資源が使用されると、地盤を支えていた地下水の体積が減少して、地震以外でも地盤沈下が発生し、公害として認知されるようになりました。
浸透型雨水ます、雨水配管は水分を地下に浸透させることにより、地盤沈下の原因となる地下水の減少を防いで地盤の水分を保持する役目も果たしているのです。

都市部ではこのようにより良く、安全に生活できるよう様々な工夫が施されております。

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玉川台2PJ 打ち合わせ

引き続き基本設計を行っております。前回のプランから窓に腰壁を配置し、
腰壁内に給湯設備・避難器具・室外機を収納するプランとしております。
引き続き基本設計を進捗させ次月には完了する予定としております。

屋内非常階段の防滑材の交換作業

剥がれかけていた段鼻の滑り止めを補修しました。

今回は築27年のオフィスビルで発生した事案です。
定期巡回でビル内を点検していたところ、屋内非常階段にある滑り止めが一部ずれているのを発見しました。取り急ぎ通行の邪魔にならない程度に問題の箇所への立ち入りを防ぎ、同色同タイプ滑り止め材を確保して交換作業を行いました。

施工後、完全に固着し、使用に問題が無いことを確認して作業終了となりました。

今回問題となったのは「段鼻」と呼ばれる部分で、階段踏み面部分の最前面に位置します。階段の中でも特に重要な部分の一つで、段鼻に滑り止めを施すことは階段利用時の転倒防止に高い効果を発揮します。

今回使用したのはテープタイプの滑り止めでしたが、それ以外にも様々な種類の商品がございます。建物入口や外階段など石やタイルの意匠を損なわずに滑り止めの機能を付加したい場合は、透明で目立たない液体タイプの商品や、同色・同素材に溝を掘ってコーナー部を削り、滑り止め効果を強化した段鼻タイルを使用すると効果的です。これらは使用場所、使用頻度等の条件に合わせて設置を検討する必要がございます。

滑り止めの劣化破損はすぐに対応しないと、緊急時の避難中に転倒するなどの二次災害を引き起こしかねませんので、早急に対応する必要があります。
弊社では巡回を定期的に行うことにより、将来大きな事故につながる恐れのある箇所を発見し、早期修復することで事故を未然に防ぐよう努めております。