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医学会ガイドラインについて

ガイドラインが正しいかどうかをわたしは調べる。関係する他のガイドラインも調べる。異なった症例があった場合は更に徹底して調べる。異なった論文見解がありそれを信用したい場合は見解の正誤について徹底して調べる。論文も臨床データもバイアスかかっていると考え接したほうが良い。ガイドラインも論文も鵜呑みにしない。徹底して調べ自分が信用した事のみを発言する。それ以外は発言しない。最悪の場合を想定する。知らない情報があるかもしれないと考える習慣を持つ。そうでないと賢い患者に信用されない。

ガイドラインは基本的に多数決で決められている。患者個々への対応ではなく最大公約数的一般的患者への治療方針Aランクの査定である。また、医師の多くが知らない症例論文等は当然反映されない。学会医療業界等に都合の悪い見解も反映されない。研修医、専門分野以外の医師、開業医、医療訴訟対策、等のためにあると考えている。わたしが間違っていると考えるガイドラインの記述はいくつもある。知る必要は当然あるのだがわたしは鵜呑みにしない。因みに小林教授は、ガイドラインのとおりにしていると治療は出来ないと言っている。何を知らないのかを考え徹底して調べる必要がある。

仕事のしかた

自分が処理をした通りの結果しか出ない。結果が間違っていれば処理のしかたをミスしたことになる。言い訳を絶対しない。言い訳をしていると永遠にスキルが上がらない。

映画 COLD WAR あの歌、ふたつの心

映画   COLD   WAR   あの歌、ふたつの心
を観た。監督はパヴリコフスキ、1957年ワルシャワ生まれ。ポーランドのかなしい歌をひとつ知っている。高校の時、NHKのみんなの歌の楽譜を送ってもらった。歴史的にかなしい国のように思う。ウカシュのカメラが特筆。至急是非観て欲しい。混んでいるのでネットで直接予約したほうが良い。

映画 リバーズ エッジ

映画   リバーズ   エッジ
を観た。原作は漫画。若者に人気とのこと。
登場人物はそれぞれに傷つくけれど、何故傷ついたのか、何故生まれてきたのか、何故生きているのか、何故生きたいのか、何故死にたいのか、自身に向き合おうとせず、考えようとしない。原作者も監督も考えていないのだと思う。

科学者について

科学はマクロからみてもミクロからみても誤謬の歴史である。1000回挑戦して999回判断を誤る。それが科学であることを知っている人は多くはない。10%も分かってはいない、という考えが優れた医学者なのだと思う。何を知っているのかが大切なのではなく、何を知っていないかを知っている人がほんとうの優れた医学者なのだと思う。

自己の経験の総体的な知識を信じるのではなく懐疑的思考の原点を信じたほうがよい。専門分野のトップクラスの医学者たちの前でみずからの謙虚な考えを述べ、彼らに尊敬されなければならない。

ひとつの事実として疑問を提示された場合、信用できないと表現するのではなく、みずからの見解を証明する資料を提示します、と答えなければならない。わたしは科学者だからそういうことは知っている、という発言は、優れた科学者はしてはいけない。1000人の科学者がいて誤った判断をしたことがない科学者はひとりもいない。医師は謙虚でなければならない。わたしは謙虚な医師のみを尊敬する。それ以外の医師をわたしは否定する。