初めに選ばれる建築設計とは?

オフィスビル経営において、最も重要なことは、テナントに「初めに選ばれるビル」を造ることです。
テナントは、多くのビルを内覧して入居先を選びます。数ある候補物件の中で1番のビルだけが選ばれ、2番目以下のビルは選ばれません。初めに選ばれるビルこそが、圧倒的な満室率とビル経営の安定をもたらし、2番目以下のビルは空室に悩むことになるのです。

当社は、「社員が喜ぶ」「リクルートスーツのようなビル」こそが、テナントに初めに選ばれるビルであると考えます。

社員が喜ぶビル

アクセスが良く、広く、明るく、使いやすい専用室を有することは、オフィスビルであれば当然の要素であり、それだけでは働く社員の満足感を得るのには不十分です。
エントランス、エレベーター、廊下、トイレ、水まわり等の共用部こそ、機能性とグレード、快適性を備えるよう、細心の注意を払って設計しなければなりません。
毎日使っていてストレスを感じない機能性、田舎の母に自慢できるグレード、毎朝「今日も一日頑張るぞ」と思える明るいエントランス、「清潔で快適だ」と感じる共用部、これらを備えた「社員が喜ぶビル」は、社員に高いレベルの仕事をしようと思わせるようになり、その結果、テナントに選ばれます。

リクルートスーツのようなビル

オフィスビル経営により収益を得続ける為には、特殊な企業を除いた殆どの企業から、少なくとも1番いいと思われる「普遍的な価値を有するビル」を設計しなければなりません。また、事業計画通りに収益を得るためには、「持続的に高い評価を受けるビル」を設計しなければなりません。
テナントが限られるようなデザインは、収益を継続するには向きません。10年後に時代遅れと評価される可能性のある個性も避ける必要があります。
広い範囲のテナントから好まれ、かつ時代が変化しても好まれ続ける「リクルートスーツのようなビル」は、テナントに選ばれ続けます。

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