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Kビル新築工事(第2回定例会議)

事業名・工事名

Kビル新築工事

日時

2013年12月25日 / 11:00~12:30

場所

トゥループロパティマネジメント(株) 第3会議室

出席者

設計監理(建築)
トゥループロパティマネジメント(TPM) : ST、MR、MT
設計監理(構造)
K構造設計事務所 : O
施工
T社 : K(現場所長)、M(部長)、T(技術営業)

1.工程の説明

【杭工事について】

施工 K:
試験杭の立会検査は1/9または1/10にお願いします。
設計 O:
終日立会は難しいので、当日の試験杭のタイムスケジュールを教えてください。
施工 K:
解りました。後日メール致します。また、試験杭のNo,1は拡底杭ではないですが宜しいですか。
設計 O:
No,4の杭は拡底杭なので立会検査を行ないます。
施工 K:
孔壁測定はNo,1(P2)とNo,4(P1)で行ないますが宜しいですか。
設計 O:
杭径ごとで行なうということで良いです。

【鉄骨工事について】

施工 K:
0節の原寸検査の日程は1/20?24の間で調整してします。
設計 O:
原寸検査時には0節鉄骨詳細図もそろって承認としたい考えです。
設計 O:
O節鉄骨詳細図は少なくとも1/6の週には間に合わせてください。
施工 K:
解りました。また1節以降の詳細図は1/6の週には間に合わないので、0節製品検査時に1節以降の原寸検査とさせてください。
設計 O:
それは構いません。
施工 K:
製品検査は0節と1節の時に行なうことで宜しいですか。
設計 O:
基本はその2回でよいです。ただし製品に問題がある場合はその限りではありません。

【工程表、定例会議の日程について】

設計 MT:
月間工程表については3ヶ月分先まで作成し、変更があった場合は更新し提出してください。
設計 MR:
今後の定例会議は毎週水曜日、10:00~TPMにて行なうこととします。

2.承諾用書類の提出

 
杭工事施工計画書
 
鉄骨工事工場制作要領書
施工 K:
鉄骨溶接部受入検査要領書の3つについて承認を頂きました。
 
コンクリート配合報告書、鉄筋圧接部試験要領書
施工 K:
杭伏図の3つについての承認をお願いします。

3.質疑

【エレベーター図について】

施工 K:
エレベーターのメーカーを決定しました。エレベーター図が意匠図と構造図とで違いのある箇所がありますので納まりを検討しています。
設計 MR,O:
検討結果が出次第メールにて資料を送ってください。こちらでも検討します。
設計 MR:
エレベーターと鉄骨階段回りの鉄骨図については、再度エレベーターと鉄骨階段の詳細図が出来次第検討します。とりあえず0節鉄骨図のチェックバックをお渡しします。

【制震装置について】

施工 K:
制震装置の基礎については、屋上スラブ上にコンクリート基礎を造りそれに乗せる構造で宜しいでしょうか。
設計 O:
それで良いです。
設計 O:
制震装置と設備機器のレイアウトを早い段階で進めてください。
設計 MR,MT:
屋上はそれほど広くないスペースに制震装置と設備機器を配置しなくてはいけません。その上制震装置は高さに算入される建築物扱いであるという中央区の取扱いなので、建築面積の1/8を超えないように塔屋上に配置しています。そうしないと高さに参入されてしまいますので注意してください。

【石工事について】

施工 K:
大理石の見本を持って来ましたので確認お願いします。
設計 MR:
設計時に取り寄せた見本と若干色味が違うようですね。設計図記載の石材メーカーでないのはどうしてですか。
施工 K:
同等品ということで今回はこれを持ってきました。その石材メーカーとは当社は取引がありません。
設計 ST,MR:
取引があるかないかはそちらの事情です。また設計時にはよく吟味しこの石材を選定しています。
設計 ST:
設計図記載のメーカーリストの通りに提案はしてください。
設計 MR:
できれば石の決定については工場にて切断前の石を見に行き石を選定して決定といたい考えです。
施工 K:
設計時に入手した見本を預からせてください。取引のある石材屋に探させます。また工場に見に行くのは可能で調整します。

【アルミサッシについて】

施工 K:
サッシの型材サンプルを何点か持って来ましたので確認をお願いします。
設計 ST,MR:
シルバーで考えています。シルバーの艶消しもサンプルを入手してください。

【セメント成型板について】

施工 K:
セメント成形板については現在サンプルを制作してもらっています。
設計 MR:
見本はカタログの色以外の特注色も可能ですか。
施工 K:
それは可能ですが、見本にも1ヶ月くらいの時間を要しますし、本製品の納期も4ヶ月ほどかかるので時間的にはそれほど余裕がありません。
設計 MR:
分かりました。

【ガラスについて】

施工 K:
ガラスの耐風圧強度検討結果の表を作成しましたので確認ください。
設計 MR:
ガラスを厚くしている箇所はどういう理由でそうなったのでしょうか。また、消防隊進入口の部分のガラス厚さは耐熱強化ガラスの場合、5mm以下としなければいけません。
設計 MR:
ガラスを厚くしていることでサッシ溝とガラスの面クリアが確保されていない箇所があります。
施工 K:
SW1,2のガラスはPW10の型板ガラスの設計ですが、型板製品は無いようなので透明とさせてください。
設計 MR:
透明ガラスで良いです。フィルムを張るなどで対応します。
設計 MR:
1Fの自動ドア部分のガラスはメーカーでの検証でよければ薄くしても構いません。
設計 MR:
また、1Fの溝型ガラスはL社の梨地を使用してください。
 
分かりました。

【耐火被覆について】

施工 K:
1Fの柱に用いる耐火塗装磨き仕上について、磨き仕上は技量の誤差が出やすく難しいので同じメーカーから耐火シートがありますがこれに変更は出来ないでしょうか。
設計 ST,MR:
仕上がりの良さを見て決定したところもあるので基本的には耐火塗装の磨き仕上と同等の仕上にしてもらいたいが、検討はします。耐火シートについては施工した場所を見れれば確認しますので調べてください。
設計 MR:
こちらでも確認しますが、この製品の認定は適合するか大丈夫ですか。
施工 K:
再度、確認します。
施工 K:
2F以上の階に用いる柱の耐火モルタルについて、湿式で技量を要求される仕上でもあるのでできれば成型品の適合品に変更とさせて頂きたいですが如何でしょうか。
設計 MT:
今回の鋼材に適合する成型品で、耐火被覆の認定を取れている製品は調べた限りではありませんでした。その成型品の認定は取れていますか。
施工 K:
認定書を確認します。

【その他】

施工 K:
ユニットバス、キッチンなどのメーカー名が記載されているものについて、同等品で変更は可能でしょうか。
設計 ST,MR:
基本的には設計時にいろいろ吟味し決定しています。設計図通りが望ましいです。
設計 MT:
現在敷地内に引込まれているガス管の撤去を基礎の掘削時にお願いします。
設計 MT:
補足資料として、設計時の消防との協議書、電波障害の調査書類をお渡しします。
設計 MT:
電力会社との事前打合せ協議書については設備設計事務所に問い合わせます。

以上

2014.1.22 作成:MT

Kビル新築工事(第1回定例会議)

事業名・工事名

Kビル新築工事

日時

2013年10月30日 / 17:00~18:30

場所

トゥループロパティマネジメント(株) 第3会議室

出席者

設計監理(建築)
トゥループロパティマネジメント(TPM) : ST、MR、MT
設計監理(構造)
K構造設計事務所 : KY、O
施工
T社 : K(現場所長)、KM(現場係員)、I(設備担当)、M(部長)、T(管理部長)、T(技術営業)

1.各社自己紹介

2.意匠監理方針説明

設計 MR:
敷地の要件について、設計意図について、
 
セメント成形板とサッシの納まりについて、
 
石とSUSサッシの納まりについて
 
等々、工事監理計画書に基づき説明
設計 MR:
埋蔵文化財については協議済みで掘削時に連絡を施工者から行なってください。
設計 MR:
近隣への工事説明にはいつからいく予定ですか。
施工 K:
来週を予定しています。
施工 K:
現在敷地に境界のポイントが無い箇所がありますが如何致しましょうか。
設計 MT:
敷地図面の座標データがありますので仮復旧を行ない工事を行なってください。
設計 ST:
最終的な境界復旧に付いては今後検討します。
設計 MR:
セメント成形板の道路側に用いる製品は全数検査を行ないたいと思います。
設計 MR:
屋上基礎についてはあと施工アンカーを出来るだけ用いたくないので計画的に配置お願いします。
 
石材については自然材料であるので切り出しから確認をしたい考えです。
設計 MR:
雨水排水に付いては設計時にも確認をしていますが施工者側でも確認をお願いします。
設計 MR:
鉄骨の丸柱の耐火被覆材である耐火モルタルについては左官の技量が要求される箇所ですので現場に試し塗りまたはモックアップを作成し仕上がり状況を確認の上施工に当たることとします。
設計 MR:
アルミサッシについては設計時にメーカーと協議し設計されていますが、施工図段階でも十分に納まりを検討し協議して決定とします。
設計 MR:
ガラスに採用品についても見本確認を行ないます。
設計 MR:
耐火塗料の磨き仕上に付いても試験塗り等で出来栄えを確認後施工することとします。

3.構造監理計画説明

設計 KY:
今回の設計は鉄骨柱を斜めにすることで鋼材量を抑え、梁成を抑えています。柱の肉厚40mmある箇所は溶接工の技量については十分な選定をしてもらいたい。
設計 KY:
外壁などの二次部材の鉄骨に付いても事前に検討してもらいたい。
設計 KY:
屋上に載せる制振装置についてはチューニングや設置方法などよく検討をしてもらいたい。
 
等々、躯体工事監理計画書に基づき説明
設計 O:
現場の立会検査は、試験杭、配筋検査、コンクリートの打ち上がり検査、鉄骨工事で原寸検査、製品検査、建て方検査は本締め及び溶接後に行なう。
設計 O:
試験杭は最初の一本を立会します。
設計 O:
杭芯ずれやレベルなどの施工誤差が生じた場合はすぐに報告すること。
設計 O:
配筋検査は検査表と伏せ図を用意してください。
設計 O:
コンクリートの打ち上がりに駄目が生じた場合も補修は監理者に確認を行なってから施工してください。

以上

2014.1.22 作成:MT