アンチ・カーネギー

カーネギーという人の書いた本を読んだんですよ。僕が23,4の頃、部下が6人くらいいて、毎日ミーティングしていました。仕事の内容、その日あったこと、翌日の予定のこと、全部根掘り葉掘り聞いて。そういうときにカーネギーの本を読んだら、こう書いてあった。「仕事ができない人に仕事を出来るようにする、それに使うエネルギーを出来る人間を探す方に使えば、結果はその何倍も出る」って書いてありました。その時に私は、カーネギーは嫌いだなって思いました。自分の部下って、一生懸命やっていれば結果が出なくてもなんとかしてあげたいという気持も出てくるし。それを否定したわけですね。