納まり

年間何十棟もやっている建築家だとなかなか厳しいですよね。名前が残る作品は難しい。

昔に木造をいっぱいやっている建築家の作品を見に行ったけれど、やっぱり納まりで露呈しちゃうんですよね。納まりが納まっていない、見ていられないんですよ。平面のプランとかファサードとかのデザインの良し悪しはきりがないけれど、納まりだけは誰がやっても一緒で、良いか悪いかが分かります。納まりが悪いというのは中学生の木工クラブ並みで、見ていると寂しくなりますよ。(笑)100棟も200棟もやっていると、そういうところは気にならなくなるんでしょうね。緊張感が緩む。寂しいけれど、仕方が無いよね。