施工精度

ゼネコンの下請けに入った業者がたまたま悪くて、現場主任もやさしい人間で、本来ならばやり直しをさせなければならないものをそのまま通してしまったケースがありました。躯体がまっすぐでない、下地の軽鉄もまっすぐでない、それに仕上げのケイカル板を張れば当然、まっすぐでないよね。床仕上げの石の目地がこっちが3mmであっちは10mmだったり、石自体が割れていたり。例えば、このビル(聖路加タワー)の1階の石はみんな3~4mmの目地、誤差は1mmですよ。

職人も現場監督もそれぞれによって、品質の基準が違いますね。基準が緩いのは本当にだめなことですよね。