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フロアコンセントの点検

ビルに入居中のテナント様から、コンセントの調子が悪いので見てほしいという連絡がありました。
具体的な症状を電話で確認し、直ぐに現地確認を実施しました。
調査した結果、フロアコンセントの接触不良により、電気が供給されなくなる状況でした。

床面から電気を取り出すために設置されているフロアコンセントですが、電気の配線はフロアコンセントの裏(床下)で接続されています。
床面にあるコンセントですので人が踏んだり差し込んでいるコンセントプラグを頻繁に引っ張ったりしますと、この接続に緩みが生じてきます。
そのまま継続して使用しますと、今回のように電気の配線がフロアコンセントから外れてくる状態(接触不良)に至ってしまいます。

今回は、接触不良箇所を再接続し、つないでいるコンセントプラグの整理を実施しまして、正常に復旧しました。
目に見えない部分ですので利用者には気づきにくいですが、日々の巡回時にお客様へ注意していただくようお知らせを行い、予防保全に努めております。

ピストンバルブの交換

トイレの水を流すと、一定時間経過すると自動で水が止まります。
この流れる時間と流れる水量は、調整が可能です。
流れる時間を調節するものが「ピストンバルブ」と呼ばれるもので、経年劣化しますと流れる時間が長くなり、新品に交換せずに放置しますと水は止まらなくなってしまいます。

先日、巡回点検を行ったビルでは、水の流れる時間が長い箇所が確認されました。機器を分解して確認したところ、やはりピストンバルブが劣化している状況でした。直ぐに新品と交換し、正常に復旧しました。

ビルの大小に関わらず、オフィスビルのトイレにはこのピストンバルブが多く使用されており、当社の管理ビルでも採用されています。
当社では日々のメンテナンスにおきまして、ピストンバルブの確認を含めてチェックを行い、安心して使用していただいております。

自動点滅器

オフィスビルの1階外周や外部階段などの照明は、夜間にタイマーでON・OFFしているビルもありますが、昼間でも暗くなると点灯している建物があります。これはビルの外壁に設置されている「自動点滅器」により、自動でON・OFFされているためです。

自動点滅器は、周囲の明るさを感知し、内部のスイッチをON・OFFする機器です。最近は、LED電球本体に内蔵されているものもあり、省エネかつ非常に便利な機器であります。
あるビルで、暗くなっても外部階段の照明が点灯していないのを巡回時に発見しました。
外部階段の全ての照明が点灯していないため、元のブレーカーか自動点滅器の不具合が考えられ、早速調査を行いました。

ブレーカーは問題がなくON状態でしたが、自動点滅器は受光部を黒い布で覆い隠しても全く反応が無く、故障していました。
応急措置として、常時点灯状態に配線変更を行い、代替え品の手配を行いました。
後日、無事に交換完了し、いつもどおり自動で点滅し、省エネに貢献しております。

電気メーター

電気の使用料金を算出するために電力会社が設置しているメーターですが、故障することもあります。

ビルの巡回点検を行っていたところ、電力会社が設置している電気メーターの表示が全て消えているのを発見しました。
直ぐにビル内の送電状況を確認し、停電していないことを確認したあと、電力会社に連絡しました。
連絡後、電力会社の作業員が現地確認に来て、新品の電気メーターに交換しました。
通常ではあまりないことですが、電力会社の電気メーター故障が原因でした。

精密機械も機械ですので、場合によっては故障します。新品の製品でも場合によっては故障することがありますので、保証期間が設定されています。
当社はそのような故障時でも迅速に対応できる体制を敷いていますので、安心してビルを使っていただけます。

マンホール

ビルの1階周りで見かけるマンホールの蓋ですが、材質や年数・環境により破損することもあります。

「1Fのマンホールの蓋に亀裂が入っている」という連絡が入りました。夕方の連絡でした。
直ぐに現地確認に向かい確認したところ、駐車場付近のマンホールの蓋1か所に亀裂が入っていました。
そのまま放置しますと、場合によってはマンホールの蓋が完全に破損し、大きな穴が開いた非常に危険な状態になりますので、蓋を取り除いてバリケードを設置しました。
後日、新品の蓋に交換完了しております。

普段何気なくマンホールの上を歩くことがあると思いますが、マンホールは材質や設置環境によって経年劣化の進行度合いが違います。蓋が完全に破損してしまいますと、大きな穴が開いた状態になり、落下事故の可能性がありますので、緊急処置が重要になります。
当社では、様々な状況に迅速に対応できる体制を敷いていますので、安心してビルを使っていただけます。