今回のバブルの破裂で、2年前、2007年の夏以降、売買契約の違約が相次いだんですよ。買い付け証明のキャンセルです。

2008年の1、2月で急激に円高になりました。100円を切って、95円前後になりました。

2007年の秋以降、リファイナンス(借り換え)ができなくなっているという情報が入ったのですが、まだどこかで何とかなるという気持ちがあったんですね。事業はもちろんうまくやれば利益がでるし、うまくやれなければ利益がでない。事業の主体者だから、うまくやれば利益がでるという方に引っ張られたんですね。

評論家には主体者の思いがないですから。可能性はゼロだって判断できたかもしれませんね。主体が参加していることで、判断が狂ってくるんですね。

では、評論家が良い判断をするかっていうとそうじゃない。それならば全財産をかけてやれば良いですが、絶対にやりませんよね。