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大手組織設計事務所

日本最大手の組織設計事務所は高い設計料で時間もたっぷりもらって仕事をするから、やっぱり人が伸びますよね。雑誌には名前入りで載るような設計が好きで元々頭のいい連中だし、人件費も高いよね。一方で中小の設計事務所だと、設計料が安いから時間も与えられないし、どうしてもこなしになりがちだし雑になっちゃうから可哀想だよね。

ゼネコンも超大手とそれ以外で全然違うしね。

住宅地

東京だとどういう建物が良いと思う?新建築の写真とかを見ていると、良いなって思う住宅は関西に多いんだよね。

 ―そうですか。それは最近の住宅事情が大きいんじゃないでしょうか。東京だと狭小敷地が多いですし、地方だとやっぱりのびのびしていますよね。(本橋)

良いなって思うのは、兵庫とかその辺りなんだよね。住宅地を歩いていてあんまり良いなって思う住宅ってないよね。アトリエ派がやっているな、というのはぱっと見て分かるけれど、それ以上ではないね。

コルビュジェ、ヌーヴェル

大学に入ってから、背筋が凍るほど感動した建物はある?

 ―やはりコルビュジェのロンシャンの教会は感動しましたね。(本橋)

あれは模型だけでも良いよね。あれは観たいと思ったよ。カップマルタンの休暇小屋はこの前にヒルズの展覧会で観たから、まあ良いかな。(笑)サヴォア邸も名作だよね、みんな真似しているし。

 ―サヴォア邸は知性で感じるというか、理解ができる建築だと思います。ロンシャンは感性で感じるようなものですね。(本橋)

そうそう、教会の方はぱっと見ただけで良いと思う。ふっと入っていける感じだね。

 ―もしフランスに行くんでしたら、佐々木さんはジャン・ヌーヴェルとかも好きだと思いますよ。現代のフランスの建築家で一番の人で、とても艶っぽいものをつくっています。ボルドーのポイヤックにあるサンジェイムスというホテルがあるのですが、それは本当に良いとおもいます。(本橋)

ハートに火をつけて

「ハートに火をつけて」という映画があります、デニス・ホッパーが出ていましたが、良いメロドラマでした。20年近く前ですね。「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスターも出ていましたが、19歳かそのくらいのデビューの頃ですね。すごく名作です。デニス・ホッパーは殺し屋で、ターゲットを観察しているうちにその子を好きになっていくといったストーリーでしたね。

ラスト・コーション

「ラスト・コーション」ぬるいなって思いました。もっと緊張感をもって、テンションをピンと張っていないと。我慢して観ていたのだけれど、1時間半くらいで出ちゃいました。

評論家の評価は良かったのだけれどね。映画館に行った時に待っている観客に年配が多かったので、もしかするとこれは良い映画かなって思ったんですよ。面白いのは、映画によって待っている観客がかしこそうだとか、そうでないだとかっていうのがあるんですよね。それでもしかすると、と思ったんですが、劇場に入ってみるとガラガラ。隣りの映画だったんですね。(笑)