会計追加指針-税務経理を踏襲しない

1.出資の目的が売上であれば出資ではなく営業経費とし出資と同時全額償却して下さい。
2.投資は出資のリターンのみが目的ですから、リターンの確実性についてのみ議論し、償却をしないのであれば株主の議決を得るようにしてください。
3.出資回収率と関連売上は関係ありませんので説明資料に関連売上記載は不要です。出席者の資本認識に誤解が生じます。
資本は税引後、売上は税引前、売上には社内経費と利益目標が付き纏うので、出資と売上を同列に扱うことは避けて下さい。
4.出資先に売上未収等資本棄損の可能性が発生した場合は自主的に償却して下さい。償却延期は株主の議決を得て下さい。
5.会計として棄損の可能性が発生した資本を償却することは健全な会社と言えます。株主も金融庁も歓迎します。
6.投資は運による成功はありますが失敗は必然です。30回失敗しても31回目で50倍のリターンを得られれば成功するという考えは天才でなければ成立しません。東大出身者は確率で判断したがりますが確率で判断して良いのは官僚と大企業のサラリーマンだけです。確率の判断は排除して下さい。ビルディング不動産の破綻はバブル崩壊が原因ではなく経営者の能力不足が原因です。興銀と長銀の破綻もバブル崩壊が原因ではなく東大出身者の黒澤頭取と堀江頭取の能力不足が原因です。
7.期末外部監査にかえ当面の間内部監査とします。期末、監査必要想定書類と償却計画案を提出して下さい。要求された書類は3営業日以内に作成提出して下さい。提出がなければ償却とします。監査結果は4月末に提示します。監査結果のとおり決算して下さい。