初めに選ばれる建築設計Ⅰ 建築設計業務の内容③

4.建設会社選定

実施設計図が提出されてきたら、これを複数の建設会社に送付し見積もりをとります。その中から内容の適正さを分析した上で、適切な建設会社を決定し、発注するという手順になります。

5.設計監理

工事が始まると、現場定例ミーティングで詳細な施工図の提示があるので、建築設計会社はそのチェックおよび承認業務を行います。
建設会社が設計の変更を求めてくる場合もありますが、設計変更の適否をチェックすることも建築設計会社の役割です。設計会社がこの業務で手を抜くと、思わぬ費用の増額を招くことにもなるため、設計の監理業務は、極めて重要な業務です。
本サイトの設計監理の実際にて、設計監理のやりとりを理解しておくとよいでしょう。

6.瑕疵検査への対応等

完成したビルの引き渡し後であっても、瑕疵検査等のフォローアップが発生します。オフィスビルの場合、通常契約書にて瑕疵担保責任の範囲が詳細に定められているので、確認が必要です。

最新記事40件を表示