生前葬

白州次郎さんは遺言に「葬式無用」と書いたらしい。吉本隆明さんは僭越ではないかと書きました。

永六助さんは生前葬を企んだことがあるようです。面白いね。

ー死んだ時には葬式はやらないということでしょうか。

その解釈は楽しくないね。遺言書を書きますか「1度やったから、もういい」って。

私が思うには、その人と出席者がどういう関係なのかを確認する場だと思うんですね。いかがわしい関係を含めてね。(笑) 関係性を明確にする。あるいは明確に出来ないのかもしれないけれど、明確に出来ないということが初めて分かるわけです。関係性というのは、3歩下がって関係性の影を踏まずにいないと、曖昧だから分からないですよね。そういう風に考えたら生前葬も意義があるかもしれませんよ。