汚職のはなし

 昔聞いたことがあるのが、国に関連する企業に賄賂を渡すのに、千円札を包んでたということを聞いたことがあります。結局、小銭だと受け取るらしくて、大金には手を付けないようです。それも最初は500円だったものが、少しずつ千円、二千円、五千円ってエスカレートしていくようです。人間の感性っておかしいよね、それなら受け取るらしい。

 汚職って大体、後進国ほど多いようですね。ある新聞の読者の投書で読んだのですが、車の性能の審査があって日本車は運輸省がやっていたようです。随分と前のことのようですが、審査の後には高級料亭へ行くのが習わしだったそうです。それに対して疑問を持った人が一人もいなかった。でも外車の場合は一切ダメだったって。いくら誘っても、食事に行くことは出来なかったそうです。