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「法令遵守」が日本を滅ぼす

郷原信郎さんの“「法令遵守」が日本を滅ぼす”“あなたの法令遵守原理主義そのものが元凶なのです”という本を法律の先生から戴きました。オイルショックの時のトイレットペーパーの買い溜め、米が不作の時の日本米を買う為の行列、セット販売のタイ米がゴミ箱に捨てられていたという記事、建築基準法が6月に改訂され、建築確認業務が麻痺し、建材業者や工務店の倒産が増えているという話、等々を連想してしまいました。情緒的反応を繰り返し現象の本質をとらえようとしない国民、ということなのでしょうか。

村上春樹

村上春樹翻訳の「ロング・グッドバイ」を読んだのですが、文章がびっくりするくらいすごく良かった。あの人は僕より3つくらい下でしょうか。対談とか紀行文とかもよく目にしますが、小説の数を数えてみたら意外と少ないんですね。

初期の短編で「蛍・納屋を焼く」は「ノルウェイの森」の最初の方と一緒ですね。最近読んだんですが、私の青春時代と近いなって感じがしました。昭和40年代ですね。これは真面目な、純愛を迫る人は嫌でしょうね。あとは「海辺のカフカ」とか何冊かを読みました。

彼はA型ですかね。「羊をめぐる冒険」の主人公はA型なんですよ。血液型を聞かれてくるシーンがあって、この作家もA型かなってね。

釣りのはなし

舟釣りはいいよ。大物は釣れる時と釣れない時はあるけれど、とりあえずは何でも釣れれば良い五目釣りでいけば楽しいよ。魚がたまたま回遊してくる時間帯とかがピタっと合えば岸壁でも釣れるけれど、それ以外は無理だからね。岸壁だと明け方だとか夕方で潮が動く時間だね。舟は必ず釣れる。魚探もっていくんだもん。魚がいるところに下ろすんだから。(笑)

釣りに行ったことがない人が行く時には、必ず酔い止めを飲んだ方が良いね。自分がどのくらい舟に強いか弱いかが分からないから。乗ってみて酔っちゃうと最悪だから、地獄だよ。釣り船は酔いやすいんだよ。というのは、エサをつける時に目線が近いから、向こうの海面との揺れのギャップがあるんだな。そうすると三半規管が正常な人は酔うんだよ。舟に乗って酔わないコツは遠くを見ること、遠くの雲とか。近いところを見ると揺れが大きいからね。

先生のはなし

私の親父は小中学校の先生だったんですよ。夜、5,6人くらい先生が遊びにくるんですよ。酒を飲んで酔っぱらってね。どこかで先生というのは特別な存在ではなくて、隣近所のおじさんというような目で見ていました。だから先生だからという理由で尊敬したことはないんです。でも小学校6年生の時の先生は尊敬しちゃって、それで少し真面目に勉強したんです。

子供って面白いもので、この人が尊敬できるとかできないとか、けっこうよく見ていますね。中学校あたりで喧嘩ばっかりやっている不良みたいな連中はいつの時代もいますが、そういう連中でも先生を選り分けて見ていますよね。むしろ不良の方が先生や大人を見る目が厳しいかもしれない。

コンプライアンスのはなし3

コンプライアンスは法律を人に守らせることでは無くて、自分で守ることですよね。他人じゃなくて、自分が守れば良い。自分がその法令違反に加担していてまずい影響があると判断した場合には、会社に意見をして止めさせるか、会社が止めないならば自分が辞めるかのどっちかだよね。法令違反をしている会社に勤務しているということは、法令違反を助けているということだから。本来ならば辞めなきゃいけない、それが法令遵守ですよね。自分がどうするかということだと思います。