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*最高の人生の見つけ方

“最高の人生の見つけ方”という映画を見た。

ニコルソンとモーガン、いつもながらいいね。

死ぬとあの世の入り口で2つ質問されるという。

(1)生まれてきてよかったと思うか

(2)人に親切にしたか

わたしはどうなのだろうと考えてみた。

文句なく、観て得をした映画であった。

年配の方には是非観て欲しいと思う。

*孫のバスケの試合

初めて高校バスケの試合の応援に行った。

孫の親友のイシイ君が最後のピリオドに出る。1年生ながら、華麗なるランニングシュートを決める。みごとである。

今度、おいしいステーキをごちそうしよう。

家のはなし

私の育った街は人口が5、6万人くらいだったのだけれど、けっこうお妾さんがいましたね。今は妾じゃなくて、愛人というんだろうけれど。やっぱり背景があったんですね、飯を食べれないという。今でも重婚が認められている国がありますが、それも経済的な背景があるんですよね。私が小さい頃にはおばあさんの友達にもお妾さんがいて、前妻が死ぬと後妻として家に入ってきて、親父さんが死ぬと前妻の息子に家から追い出されるとか。

そういう意味で個人ではなくて、家が機能していたということですね。親父が後妻をもらう頃には経済の実権は親父さんにあって、親父が死ぬとそれが長男に移るわけですね。今はみんな、親は親、子は子で自立しているからね。

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4年ぶりに好文さんのas it isに行った。憎いほどすばらしい。わたしも開口h1500の居室を作りたい。李朝とおぼしきツボが置かれている。彼は磁器の感性も良い。彼のデザインしたテーブルがある。窓及び開口はすべてデザインと機能が異なる。壁は建設地の土であり、ヒビ割れの具合が萩焼のようである。腐りゆく鉄が、扉、戸、仕切壁、テーブルに使われている。偶然好文さんがやってくる。4年ぶりの再会。

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なかにしさんが美術番組に出演していた。

ゴーギャンの特集である。なかにしさんは数日前タヒチから帰ってきたばかりだという。ゴーギャンは死のうと決め、『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』という画を描いた。なかにしさんが好きな画らしい。なかにしさんの執念深い感動の源泉は何なのだろうと考えてみた。“どこから来てどこへ行くのか”というテーマは、わたしの記憶に誤りが無ければ、なかにしさんのテーマでもあったと思う。

才能は不幸への感性なのかもしれない。