7-3. 光環境 (6)

もう少し光に関する物理学的なフォローをしておきましょう。(量子力学のような難しいものではなくて…。)
色温度という概念があります。金属などが想像しやすいですが、火で熱したときに、燃焼するのではなくて、金属自体がオレンジっぽい色で発光する現象があります。刀鍛冶が金属を鍛えている時の金属の状態です。

図7-3-1:鍛冶

図7-3-1:鍛冶

これは金属に限らず、あらゆる物質に起こりうる現象の様で、その温度によって低いと暖色系の色となり、高くなるにつれて寒色系の色になるということです。それを「黒体(完全放射体)から放射される光の色と対応させて、その時の黒体の温度を色温度」ということにするとしています。このように書くと難しく見えますが、簡単に言えば光の色を温度として表現しているものが色温度であると言えます。例えば、日中の太陽光は5000〜6000K(ケルビン)で白色系、ニュートラルな光として感じますが、夕焼けの太陽光は2000〜3000Kです。

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