8-1. 高さ制限 (7)

図8-1-1:日影モデル

図8-1-1:日影モデル

このように単純なキューブ状の建物だと割と単純に影の形を追えますが、建物の形が複雑な場合や敷地の形状が不整形の場合、複数の用途地域にまたがっていて日影の条件が異なる場合など、現実の敷地ではかなり複雑な状況があります。その場合はトライ・アンド・エラーで検証しては、ダメならば建物を修正して再度検証、という作業を繰り返す必要があります。ただ、現在では「逆日影」という、日影規制に関して敷地の条件からどのような建物を建てることが可能なのか、というCADのプログラムがあり、それを援用することで複雑な敷地に対しても予めどの程度の建物が建てられるのかという予測が出来るようにはなっています。

さて、高さに関する制限の残り1つは「高度地区」と呼ばれるものです。今まで述べた規制が基本的には建築基準法に基づいた規制でしたが、「高度地区」は主に都市計画法に基づいて定められたものです。

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