外壁全面打診調査

足場を立てて打診調査を実施いたしました。

先日、築35年の物件にて、外壁全面打診調査を実施致しました。

外壁全面打診調査は外壁改修工事の一環で行い、タイル面を打診棒による打診調査を実施し、タイルの浮やひび割れの調査を致しました。
全面打診調査は、「落下により歩行者等に危害を加えるおそれのある部分」がタイル、石貼り(乾式除く)等になっている場合に対象となっています。
全面打診調査の方法は低層の場合と、高層の場合では費用、点検方法が変わってきます。

低層の場合
3階建て程度であれば脚立やアップスライダーで打診出来る場合もありますが、高所作業車を使用して打診調査する場合もあります。高所作業車は地上高が30m近い作業車もありますが、作業車を安全に据え付ける為の敷地、道路の幅員(アウトリガー張幅)が必要になり、公道を使用する場合は、所轄警察署の道路使用許可をとる必要があります。

高層の場合
地上からの作業が困難な場合は、屋上からゴンドラを吊る方法や、ロープで降下するブランコ作業で打診を行う方法があります。屋上から降下する場合は、横移動が出来ない為、下まで降りてから固定位置を横にずらして再度降下する必要があり、作業はしにくくなります。作業効率、作業精度が高いのは、足場を組む方法で、外壁面を目の前で見る事が出来る為、わかりづらい細かなクラックなども見つける事が出来ます。ただ、一般的に費用も高くなる為、今回の様に外壁改修工事を前提とした調査にすることが多いようです。

他にも赤外線で外壁面の熱分布を撮影し、温度差で外壁面の浮きを調査する方法もあり、足場を組むよりも費用が安価で済むなどのメリットはありますが、雨天時や壁面の方角によって測定が困難になる等のデメリットがございます。

当社では、建物ごとの特性に合わせた適切な点検を提案・実施し、オーナー様への負担が大きくならない様に管理しております。