建物外壁のシーリング材

シーリング材には様々な種類があり、選定を間違えると「汚損」や「シール材の接着が悪い」などの不具合が発生してしまいますので、シーリング材の選定には注意が必要です。
例えば、外壁のシーリング材に“変成シリコン系シーリング材”と呼ばれる材料を使用している建物で、“シリコン系シーリング材”を使用した場合、何が考えられるでしょうか。
シリコン系は、価格も安く、耐水性、耐熱性も高い為、主に水回りに使用することが一般的です。ただし、このシーリング材は塗料との接着が悪く、プライマーなどを使用しても塗料が接着しないことがある為、外壁などへの使用は注意が必要です。
変性シリコン系は、シリコン系と同じような性質を持っていますが、シリコン系に比べて耐水性、耐熱性が劣りますが、塗料の接着が良いので、外壁や内装の目地への施工に適しています。
このような特性から、シリコン系シーリング材は塗装の接着が悪いため目地に使用すると汚れが目立ってしまいます。また、シリコン系を施工した場所に、変成シリコン系を施工してもうまく接着されず、漏水を起こすこともあります。
似たような名称ですので安価な方を選択してしまいがちですが、選択を間違うと大事故に繋がってしまいますので、正しい知識と判断が要求される作業であります。

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