スラブへの固定用金具設置作業

騒音や振動を考慮しておく必要がございます。

今回は築10年が経過するオフィスビルでの事例を紹介致します。
テナント様より「会議のためにプロジェクターをいくつか設置したい」との依頼があり、工事の可否を確かめるため現地調査を行いました。

テナント様と現地で希望の設置場所や設置方法を確認したところ、プロジェクターは常時天井から吊るして固定し、移動等は考えていないとのことでした。天井への取付けは天井ボード面を補強して取り付ける方法もございますが、対象のプロジェクターは重量があることや移動を考慮する必要がないことから、天井ボードではなくスラブ面へ固定金具を設置することを提案致しました。

スラブ面を加工する工事は通常よりも音や振動が他のフロアへ響く可能性がありますので、ビルオーナー様や各階のテナント様、管理会社への説明及び承諾が必要となることが多い工事です。事前の説明・承諾を怠って施工してしまうと、騒音により他のテナント様に影響を及ぼす場合や、退去時の原状回復工事で問題になってしまう恐れがございます。

工事の承諾を頂いた後は、プロジェクターの設置個所をマスキングして、天井ボード及びスラブにドリルで穴を開け、アンカーを打ち込んだ後に固定用金具を取り付けました。プロジェクター本体の設置はテナント様が行うことになりましたので、固定金具の強度が問題ないことを確認頂いて工事を終了しました。

当社では、対象のテナント様はもちろんのこと、必要な場合は他のテナント様やオーナー様とも綿密に打ち合わせを行い、常に最適な方法で施工するよう心掛けております。